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2018年02月08日
８日午後１時５０分ごろ、埼玉県所沢市西所沢１丁目の住宅で人が亡くなっていると１１０番通報があった。県警によると男女の遺体がみつかり、男性の遺体には複数の傷があった。県警は、遺体はこの家に住む７０代女性と、別居している５０代の次男とみて、殺人容疑で捜査を始めた。この家に同居していた５０代男性の行方がわからなくなっているといい、何らかの事情を知っているとみて捜している。捜査１課によると、次男は母親の世話をするため母親宅にしばしば通っており、７日夜も母親宅に行っていたという。８日朝、次男が会社を欠勤したことから、長男（５５）と次男の妻が母親宅を訪ねたところ、遺体を見つけた。女性の遺体には目立った外傷はないという。現場は２階建ての住宅で、玄関は施錠されていたという。現場は西武池袋線西所沢駅から北に約３００メートルの住宅街。近くの住人らによると、以前は母親が犬の散歩をしていたが、数年前に病気になって外出が減った。同居人の男性は次男の知人といい、最近はこの男性が犬の散歩をしていたという。

2018年02月13日
埼玉県所沢市の住宅で、母親と二男の親子２人が遺体で見つかった事件で、１２日、二男の遺体を遺棄したとして、同居していた男と知人の男が逮捕された。死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、いずれも無職の佐久間義明容疑者と大谷竜次容疑者。警察によると、２人は今月８日、所沢市西所沢の住宅で、この家に住む入江富美子さんの二男で、スクールバス運転手の大崎欣孝さんの遺体を、浴室に遺棄した疑いがもたれている。佐久間容疑者は入江さんと同居し、日常的に介護をしていたということで、大谷容疑者も入江さんの家に出入りしていたという。警察は２人の認否を明らかにしていないが、大崎さんの遺体に刺し傷があることから、殺人事件として捜査していて、２人が殺害にも関わったとみて、調べる方針。