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明石市の元部長がセクハラや暴行で懲戒処分

2018年06月26日
兵庫県明石市の元部長が部下にセクハラや暴行を繰り返し、処分を受けていたことがわかった。この元部長から職場で顔に殺虫剤を噴射された女性など、被害を訴える職員は10人に上っている。「納得いかないですよね。責任のある仕事なので絶対ゆるせない。ちゃんと市民に謝るべきなんじゃないかなって」「ショック…まさか、考えられない。よくそんな人がいたんだなと」——市民の間には不満が広がっていた。明石市役所に勤める59歳の元部長の男性が2016年以降、部下に暴行やセクハラ行為を繰り返していたことがわかった。明石市によると、暴力行為が起きたのは職場の懇親会。元部長が部下に対して足蹴りや平手打ちをした上、プロレス技の「ヘッドロック」をかけたという。さらに、暴力行為は職場でも—。元部長「お前が休んだ方が世のため、人のため」女性職員の顔に殺虫剤を噴射した他、職員に対する暴言もあったという。また、女性職員の頭をなでたり、執ように旅行や食事に誘ったりするなど、数人にセクハラ行為を繰り返していたという。暴行やセクハラなどの被害を訴えた職員は合わせて10人。しかし、明石市は今年3月に部下の男性が暴行を受けたとの内部通報をするまで一連の被害を把握していなかった。元部長「酒の席で意識せずに行った。暴行はスキンシップだった」一連の行為について元部長は、大半が飲酒中だったと釈明しているという。一方、明石市の人たちは—。「みんな我慢していたんだろうね。言えないような状況だったんだろうね」「市の職員はみんなの手本になってもらわないとね。自覚をもってしてもらわんとあかんわね」「正々堂々と悪いことは悪かったと反省しなきゃいけないし、新たにちゃんと再出発しないといけないと思う」明石市は元部長を停職6か月の懲戒処分とし、元部長は依願退職している。

(出典 日本テレビ)
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