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2018年02月10日
２０１６年１０月、父親の遺体を三河湾に沈めて遺棄したとして、男（３１）が１０日、逮捕された。警察は、男が父親の死亡の経緯についても知っているとみて詳しく調べる方針。死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、愛知県豊橋市の農業・小林大介容疑者（３１）。警察によると小林容疑者は２０１６年１０月、父親の生治さん（当時６３）の遺体を三河湾に沈めて遺棄した疑いがもたれている。同じ時期には、家族から生治さんの行方不明届が出されていた。生治さんを知る人「行方不明っていうのは、きのう初めて（知った）」近隣住民「きのう警察が来て何だろうと思った」小林容疑者は、生治さんの遺体をゴムボートに乗せて海上まで運んだとみられていて、警察は、これまで十数回にわたり潜水捜索を実施したほか、小林容疑者への任意の聴取などの裏付け捜査で容疑を固め、逮捕に至ったという。調べに対し小林容疑者は黙秘しているということだが、警察は、生治さんが死亡に至った経緯を知っているとみて詳しく調べる方針。

2018年02月12日
父親の遺体を愛知県の三河湾に棄てたとして次男が逮捕された事件で、逮捕前、次男が警察に対し、「遺体を棄てる２日前に殺害した」との説明をしていたことが新たにわかりました。逮捕された豊橋市の農業・小林大介容疑者（３１）はおととし１０月、父親の生治さん（当時６３）の遺体を三河湾に棄てた死体遺棄の疑いが持たれています。小林容疑者は逮捕後の警察の取り調べに無言を貫いていますが、その後の捜査関係者への取材で、逮捕前の警察による任意の事情聴取に対し、「遺体を棄てる２日前に父親の頭をハンマーで殴って殺した」などと話していたことが新たにわかりました。また、父親の自宅の作業場に血痕が残されていたこともわかりました。警察は、小林容疑者が父親の自宅で生治さんを殺害したうえで遺体を切断して海に棄てたとみて、引き続き遺体を捜索するとともに、殺人容疑での立件を視野に捜査しています。