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人気の検索>三重県警の男性巡査が元交際女性にストーカー行為
【トレンドニュース】
2018年09月01日
三重県内の警察署に所属する20代の男性巡査が、盗んだ他人名義の携帯電話で元交際相手を中傷する文章を会員制交流サイト(SNS)上に書き込むストーカー行為をしていたとして、減給3カ月(10分の1)の懲戒処分を受けていたことが31日、県警への取材で分かった。処分は8月9日付。県警は同日付で、巡査を窃盗容疑で津地検に書類送検した。巡査は同日付で依願退職した。県警監察課によると、巡査は6月28日、紀宝町内の体育施設で携帯電話1台を盗んだ。この携帯電話を使い、7月3—9日にかけて、第三者を装って複数回にわたり、元交際相手の20代女性を中傷する文章を書き込んだという。女性は4月中旬、最寄りの警察署に相談。巡査に「ストーカー行為等の禁止命令」が出されていた。巡査は4月下旬から病気休暇を取得していたという。行為を認めて「被害者の方に大変申し訳ない」と話している。また、部下に暴力を伴うパワハラ行為をしたとして、県警は8月23日付で警察署勤務の40代男性巡査部長=当時=を本部長訓戒、50代男性警部補を本部長注意とし、監督責任としてそれぞれの上司3人を本部長注意と所属長注意、口頭厳重注意とした。巡査部長は4月16—5月31日にかけて、公務中に部下の男性を叱責(しっせき)した際、頭部などを殴ったり平手打ちしたりする暴行を加え、軽傷を負わせた。警部補は5月29日、公務中に部下の男性の顔を平手打ちした。6月上旬に意見箱などを通じて匿名の申し立てがあり、内部調査で発覚した。それぞれ「行き過ぎた行為があり申し訳ない」と反省の意を示しているという。一連の処分について、県警監察課は「職員への指導教養を徹底し、再発防止に努めたい」としている。
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