人気の検索＞放射性物質「ウラン」がオークションサイトで売買されていた事件で高校２年の男子生徒ら４人が書類送検

【トレンドニュース】

2019年12月10日
放射性物質「ウラン」がオークションサイトで売買されていた事件で、警視庁は、１７歳の高校２年の男子生徒ら４人を書類送検しました。原子炉等規制法違反などの疑いで書類送検されたのは、東京・小金井市の高校２年の男子生徒（１７）ら４人です。男子生徒は去年１月、長野県の男性派遣社員（２４）が出品した放射性物質である金属ウラン１個を、５５００円で購入するなどした疑いが持たれています。警視庁によりますと、男子生徒は海外のサイトで購入した別のウランを加工し、インターネットを通じて４人に販売するなどしていたということです。「ウランのようなものをドローンから散布したというふうなことを考えてみると、非常に怖いことですが、相当の地域が汚染される」（元陸上自衛隊 化学学校副校長 濱田昌彦氏）Ｑ．ネットオークションに出回っていたことについて「非常に危険なことだと思います。したがって、何らかの対策は必要だと思いますが、やはり世の中の動きの方が早いというか、ネットの動きの方が随分と早いと思う」（元陸上自衛隊 化学学校副校長 濱田昌彦氏）男子生徒は今年４月、高性能爆薬を製造した疑いでも書類送検されていて、容疑を認めたうえ、「コレクションとして欲しかった」「売れたら小遣い稼ぎになると思った」と供述しているということです。原子力規制庁は、「違法取引がないようにオークションサイトへの要請やネットの監視を継続していきたい」とコメントしています。