人気の検索＞東京・新宿区役所の職員が身元不明で引き取り手のない「行旅死亡人」の遺品を無断で持ち帰っていた

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2020年03月27日
東京・新宿区役所の職員が、身元不明で引き取り手のない「行旅死亡人」の遺品を無断で持ち帰っていたことが分かり、警視庁が捜査を始めました。新宿区などによりますと、この職員は福祉部の４０歳の男性主査で、身元不明で引き取り手のない「行旅死亡人」を火葬するまでの業者とのやりとりや遺品の保管などを担当していました。去年８月ごろ、区の倉庫に保管されているはずの現金やクレジットカードなどの遺品が見つからず、区が調査したところ、男性主査が無断で持ち帰ったことを認めたということです。男性主査は「仕事を抱え込む中で処理に追われて家に持ち帰ってしまった」と説明しているということで、区から相談を受けた警視庁が捜査しています。男性主査は２７日、停職６か月の懲戒処分を受け、依願退職しました。