人気の検索＞２３日、熊本市教育委員会は小学校の教諭２人の行為を体罰と認定した

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2020年12月23日
熊本市教育委員会は２３日、小学校の教諭２人の行為を体罰と認定した。教育委員会は今後体罰の事例集を作り各学校に配布する方針。審議会は弁護士や医師など外部の専門家で構成され、保護者などから寄せられた８件について体罰かどうかを検討した。その結果、今年の２学期に画図小学校の教諭が教室で指導に従わなかった児童ののど元をつかみ壁に押し当てたケースが体罰と認定された。この教諭は、別の日に同じ児童に対し「お前ははっきり言ってクソだ」、「もう学校に来なくていい」などと発言し暴言と認定された。また別の小学校で同級生を蹴った児童に痛みをわからせようと児童のふくらはぎを２回叩いた教諭の行為も体罰とされた。審議会では体罰や暴言が確認された学校に改善策の報告を求めるとともに、これまでの事例をとりまとめて全ての学校で共有する方向性が示された。審議会は今年度８回開かれ、２３日までに体罰９件、暴言１０件を認定している。