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5年でわいせつ職員44人 学童保育・放課後デイ

2021年08月22日
放課後や夏休みなどに子供たちが利用する「放課後児童クラブ(学童保育)」と障害児が通う「放課後等デイサービス(放課後デイ)」で、2020年度までの5年間に、利用者へのわいせつ行為が確認された職員は少なくとも44人、被害者は69人に上ることが読売新聞の全国調査でわかった。わいせつ事件の犯歴を隠して採用され、再び犯行に及ぶ例もあり、学校現場でのわいせつ教員問題に続き、子供たちを預かる施設でも課題が浮かび上がった。
読売新聞は7月中旬〜8月上旬、全都道府県、県庁所在市、政令市、中核市、東京23区の計156自治体に全国調査を実施。NPO法人や民間企業が運営する「民営」の施設についても、自治体が把握している事案について尋ねた。両施設でのわいせつ被害の実態が明らかになるのは初めて。
施設別に見ると、わいせつ事案で逮捕されるなどしたのは、学童保育では職員19人、被害を受けた子供は30人。放課後デイでは、同様に職員25人、被害を受けた子供は39人に上った。一部自治体は「被害者やプライバシーの保護」を理由に処分者などの人数や被害者数を非公表とした。
小学生が対象の学童保育には、保育士や教員免許などの資格を持った放課後児童支援員ら約16万人が、放課後デイには保育士や実務経験を積むなどした児童指導員ら約7万人(常勤換算)が勤務する。
共働き世帯の増加などを受け、両施設を利用する子供は増えている。学童保育は19年には、2万5881か所、利用者数129万9307人と、いずれも過去最多を更新。放課後デイも、施設数は12年度の2887か所から、19年度は4倍以上の1万4046か所、利用者数も22万6610人と増加傾向だ。
そのため、人材の確保が各施設で課題となっている。資格を持たない職員をアルバイトで雇うところも多く、今回の読売新聞の調査でも、わいせつ行為が確認された44人のうち、15人はバイトなどの非正規職員だった。
また、現状では採用時、過去の処分歴で虚偽の申告がされた場合、採用側が事実確認できる仕組みはない。昨年11月に千葉県内の学童保育で、男児にわいせつ行為をして有罪判決を受けた男は、その8か月前にも、岡山県の学童保育で同様の事件を起こしていた。
こうした問題を受け、5月末に成立した「教員による児童生徒性暴力防止法」の付則には、子供に接する業務に就く者の性犯罪歴を照会する制度の検討が明記された。
放課後等デイサービス=学校に通う6〜18歳の発達障害や知的障害などがある子供を、自治体の指定を受けた施設が放課後などに受け入れる制度。児童福祉法に基づき、2012年度に始まり、19年度の利用者は約22万7000人。社会福祉法人やNPO法人、企業などが運営する。

(出典 読売新聞オンライン)
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