人気の検索＞不倫関係にあった女性に遺体の写真を送ったり捜査に関する情報を伝えたりしたとして男性警部を懲戒処分

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2021年10月15日
不倫関係にあった女性に遺体の写真を送ったり、捜査に関する情報を伝えたりしたとして、山口県警は１５日、４０代の男性警部を停職６か月の懲戒処分にした。男性警部は１５日付けで依願退職している。懲戒処分を受けたのは県警察本部に勤務する４０代の男性警部。県警・監察官室によると男性警部は去年４月からことし４月にかけ、不倫関係にあった一般女性に捜査で関わった遺体や資料の写真を携帯電話で送ったほか、捜査に関する情報を伝えていたという。男性警部は当時、県内の警察署に勤務していて捜査を指揮する立場にあったという。県警はことし６月、男性警部と女性の交際について情報提供を受け、調査をしたところ情報漏洩に関する事案を把握。その後、任意で捜査を進め、１５日男性警部を守秘義務違反の疑いで書類送検した。男性警部は調べに対し、「女性に関心を持ってもらいたかった」と話し、容疑を認めているという。また県警は１５日、男性警部を停職６か月の懲戒処分とし、男性警部は１５日付けで依願退職している。中島博文首席監察官は「幹部警察官がこのような事案を起こしたことは言語道断。今後は指導・教養を徹底し、県民の皆様の信頼回復に努めていきたい」とコメントしている。