人気の検索＞無免許運転を繰り返したなどとして中学校に勤務する男性教諭を懲戒免職処分

【トレンドニュース】

2022年01月17日
群馬県教育委員会はスピード違反で摘発され運転免許の停止処分を受けたあと無免許運転を繰り返したなどとして、太田市内の中学校に勤務する56歳の男性教諭を今月17日付けで懲戒免職処分としました。懲戒免職処分となったのは太田市立西中学校に勤務する篠原由夫教諭（56）です。県教育委員会によりますと篠原教諭は2014年の6月頃、伊勢崎市内で車を運転中スピード違反で摘発され運転免許停止処分を受けました。その2か月後、免停期間であるにも関わらず都内で車を無免許で運転し摘発され2年間の免許取り消し処分を受けました。その後、免許を再取得しないまま去年11月に太田市内で車を運転していた際に無免許運転が発覚し逮捕されたものです。篠原教諭は2014年の無免許運転の摘発に関して上司に報告しておらず2020年の12月に太田市教育委員会が実施した「運転免許の有効期限調査」で免許を持っていると装い虚偽の報告をしていました。篠原教諭は教育委員会の聞き取りに対し「報告をするタイミングを逸してしまい無免許を言い出す勇気がなかった。学校関係者に迷惑をかけたことを申し訳なく思っている」などと話しているということです。県教育委員会では無免許運転の再発防止を図るため自己申告ではなく免許証の実物を確認するなど取り組みを強化したいとしています。