人気の検索＞和歌山市内の交番で同僚の女性警察官を盗撮するなどしたとして男性巡査長を懲戒処分

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2022年02月10日
和歌山市内の交番で、同僚の女性警察官を盗撮するなどしたとして、県警は、今日付で男性巡査長を停職6ヵ月の懲戒処分としました。懲戒処分を受けたのは、和歌山市内の警察署地域課に所属する男性巡査長34歳です。県警監察課の調べによりますと、この巡査長は、去年8月から12月までの間3回にわたり、勤務する和歌山市内の交番内で、同僚の20歳代の女性警察官2人が身支度している様子を盗撮した疑いが持たれています。交番内の洗面所にあった段ボール箱の中に、スマートフォンが設置されていることに気づいた女性警察官が、上司に報告して判ったもので、その後の県警の調べで、巡査長は一昨年4月、当時、和歌山市内の別の警察署の少年係で勤務していた際に、過去の児童ポルノ事件に関する事件記録にあった、女児2人の画像9枚をスマートフォンで撮影し、その画像データをインターネット上で保管していたことも判りました。県警は、今日、巡査長を県迷惑防止条例違反と児童ポルノ禁止法違反の疑いで、和歌山地方検察庁に書類送検するとともに、今日付けで停職6ヵ月の懲戒処分とし、巡査長は今日付けで依願退職しました。巡査長は「興味があった。本当に申し訳ないことをした」などと話しているということで、県警の大野矢雄首席監察官は「誠に遺憾であり、県民の皆様に深くお詫び申し上げます。今後、再発防止を図り、信頼回復に努めます」とコメントしています。