人気の検索＞長崎県警の現役の警察官による強制わいせつ事案が2件も起きていたことが分かりました

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2022年03月11日
今年1月、長崎県警の現役の警察官による強制わいせつ事案が2件も起きていたことが新たに分かりました。県警は20代と50代の男性巡査長を11日付で停職処分にしました。停職6カ月の懲戒処分になったのは、県南地区の警察署に勤務する20代の男性巡査長です。巡査長は1月7日（金）の勤務後、同僚2人と長崎市内の飲食店で酒を飲み、翌8日（土）の午前2時すぎ、浜町の路上で面識のない40代の女性に抱きついて胸を触り、強引にキスをするなどしました。強制わいせつの疑いで2月、逮捕・送検され不起訴処分となりました。警察の調べに対し「被害者に怖い思いをさせ本当に申し訳ない。警察組織全体に多大な迷惑を掛けることになり、いたたまれない気持ちでいっぱい」と話しているということです。また県南地区の警察署に勤務する50代の男性巡査長は、休みだった1月22日（土）の午後1時すぎ、長崎市内の20代の知人女性の自宅で、女性の体を触るわいせつ行為をしたとして停職1カ月の処分を受けました。「相手の気持ちを考えないまま勝手に交際できると思って行動してしまった」と話していて、県警は11日付で書類送検しました。処分を受けた2人の巡査長は共に11日付で自主退職しました。県警の橋本真和警務部長は「2人の警察官の不祥事は言語道断の行為であり、厳正に処分し、今後、職員に対する指導、監督などを徹底し信頼確保に努めてまいります」とコメントしています。