人気の検索＞甲府地区消防本部の消防士が約５カ月間、無免許で消防車両などを運転していた

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2022年04月13日
甲府地区消防本部の３０代の男性消防士が、昨年１１月から約５カ月間、無免許で、消防車両などを運転していたことが分かった。無免許運転は少なくとも２０回繰り返されていて、消防本部は消防士を処分する方針だ。無免許運転していたのは、甲府地区消防本部の西消防署に勤務する３０代の男性消防士だ。消防本部によると、消防士は有効期限が去年１１月までだった運転免許の更新を忘れ、今月まで約５カ月にわたり無免許のまま勤務していた。また、緊急走行の車両などで少なくとも２０回にわたり、無免許運転を繰り返していた。内訳は、消防車などの緊急走行が１０回、資機材搬送車の通常走行が１０回だったという。関係者によると、この消防士は、昨年度まで人命救助を専門とする高度救助隊に所属し、火災や救助の現場で対応に当たっていたという。消防本部によると、消防士の無免許運転は４月に行った免許証の一斉点検で発覚。すぐに更新手続きをしたという。消防本部は、再発防止策に免許証有効期限の確認の徹底を挙げていて、坂本竜也消防長は「命に係わる仕事なので自覚を持った行動をするよう指導を徹底する」としている。