人気の検索＞高知県・パチンコ店で他の客の財布から現金を盗んだとして逮捕された中学校講師を停職処分

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2022年04月28日
パチンコ店で他の客の財布から現金を盗んだとして逮捕された29歳の中学校講師の男を高知県教育委員会は停職処分としました。男は28日付けで依願退職しています。懲戒処分を受けたのは、高知市の西部中学校に勤務する男性講師（29）です。県教委によりますと男性講師は先月26日、高知市内のパチンコ店で、他の客が台の上に置き忘れた財布から現金を盗んだということです。財布には現金1万900円と、1万8000円分の換金用レシートが入っていて男性講師は、財布から現金とレシートを抜き取ったうえで高知市内の交番に届け、捜査の結果逮捕されました。警察はその後、釈放し任意捜査に切り替えたということです。県教委の聞き取りに対し男性講師は「お金を増やそうとしてパチンコに行った。現金がほしい気持ちに負けた」と話していたということです。県教委は勤務期間の満了日である9月30日までの停職処分とし、男性講師は4月28日に依願退職しました。県教委は、「教育公務員の社会的信用を著しく失墜させるもので到底許されない」「子どもたちのために一丸となって職務に励み県民の信頼回復に努める」とコメントしています。