人気の検索＞鹿児島県の薩摩川内市消防局の男性職員が勤務時間中に酒を飲み住民とトラブル

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2022年06月27日
鹿児島県の薩摩川内市消防局の男性職員が、勤務時間中に酒を飲み、住民とトラブルを起こした上、飲酒運転が疑われた事案で、市消防局は２７日の市議会で事実関係を認め、ていねいな説明が足りず市民の信頼を失墜させたと謝罪しました。２７日は市議会の生活福祉委員会が開かれ、インターネット中継を中断して、議事録を残さない異例の協議会形式で消防局の説明が行われました。この事案は、市消防局の６０歳代の男性職員がことし４月６日に、勤務中に職場を離れて住民トラブルを起こして、その後、飲酒したことを認め、今月１３日に５％減給の懲戒処分を受けて依願退職したものです。市消防局はこれまで詳細を明らかにしてきませんでしたが、２７日の説明で、職員が当日、コンビニの店内で市民に「じゃま」などと暴言を吐いた後、車に乗って走り出し、市民の通報を受けて消防局に戻ってきた職員を検査したところ、酒気帯びの状態と判明したことを明らかにしました。そして、職員が飲酒は認めたものの、いつどこで飲んだかについては「わからない」としたため、警察に相談したものの、飲酒運転としての処分はできなかったと釈明しました。市当局は、懲戒処分に対する情報の出し方には不十分な点があったとして、今後そのあり方を改善するとしています。