人気の検索＞岩手県競馬組合の職員が広告宣伝の業務委託で広告会社から十数万円相当を受け取った

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2022年07月28日
岩手県競馬組合の職員が、広告宣伝の業務委託で便宜を図った見返りに、広告会社から飲食の接待や商品券など合わせて十数万円相当を受け取ったとして、２８日に収賄の疑いで逮捕された。また、広告会社の２人が贈賄の疑いで逮捕された。収賄の疑いで逮捕されたのは、岩手県競馬組合の業務部長・齋藤和博容疑者（６０）。岩手県警察本部によると、齋藤容疑者は、２０１９年１月からことし４月までの間、県競馬組合が発注した広告会社に対する企画コンペで、企画の審査や決済に便宜を図り、その見返りとして複数回にわたり、飲食による接待や商品券など合わせて十数万円相当を受け取った疑いが持たれている。また、接待をしたとして、宮城県仙台市に本社がある広告会社・東日本朝日広告社の代表取締役社長・菅原勝朗容疑者（６１）と、営業担当社員の中條智之容疑者（５５）も、贈賄の疑いで逮捕された。共犯事件のため、３人の認否は明らかにしていないが、県警は２８日、捜査本部を設置し、県競馬組合や県庁の競馬改革推進室などを家宅捜索し、捜査を進めている。なお、齋藤容疑者の弁護人は「賄賂ではないし、職務に関連して提供を受けたものではない」とコメントしている。