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2022年10月03日
高校でまた体罰があり、女子生徒が顎が外れる重傷を負いました。体罰があったのは、姫路女学院高校のソフトボール部。9月24日、顧問を務める男性教師（41）は、1年生の女子生徒がユニホームを忘れたことを母親からの連絡で知り、腹を立て、母親に電話でこう話したと言います。「一発どついていいですか？」そう確認した顧問は、女子生徒の顔に1回平手打ちをして、顎が外れるけがを負わせました。母親は、まさか手を出すとは思っていなかったそうです。顧問の教師はさらに、「帰れ。お前なんか要らん」と、女子生徒に暴言を浴びせました。また、翌日の試合前にも女子生徒の尻を蹴り「反省しているのか」と問いただし、頭をたたいたということです。女子生徒は全治1カ月と診断され、精神的ショックも大きく、登校できない状態が続いているということです。3日午後、学校が会見を開きました。【姫路女学院高校 摺河祐彦校長】「心からおわびを申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。生徒に熱心な、熱血漢な教員でございましたので、そういうことをなぜしてしまったのか、私自身も戸惑っているところです」会見で学校側は「他に体罰はなかった」と話しましたが、今月1日に行われた保護者会で、他の生徒の親から男性教師の体罰や暴言を疑う意見が出たことを指摘されると…【姫路女学院高校 実谷亮介参与】「同じような被害にあった生徒が他にいっぱいいて、それを隠しているということはない。今のところ今回の事案に関して、それに派生するような体罰事案はないと認識しています」男性教師は体罰を認めていて、現在は自宅で謹慎しています。学校側は懲罰委員会を設置し、懲戒処分を検討するということです。