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会津若松市職員が1億8000万円を着服 福島

2022年11月09日
福島県の会津若松市役所に勤務していた職員が、15年間にわたっておよそ1億8000万円を着服していたことが明らかになりました。この職員は、着服した現金について、車のローンの返済や競馬、宝くじの購入などにあてていたということです。「元職員が詐取した額、合計で1億7699万9760円」 市の元職員が、この15年間でおよそ1億8000万円の公金をだまし取っていたことが発覚したのです。着服が明らかになったのは、会津若松市の健康福祉部に勤務していた小原龍也元副主幹、51歳です。市によりますと小原元副主幹の手口は、虚偽の振り込みデータを作り、自らの銀行口座に振り込ませるというものです。2019年4月から2022年3月にかけて、支給業務を担当していた「児童扶養手当」からおよそ1億1069万円をだまし取ったといいます。さらに2007年4月から2009年12月にかけて、重度心身障がい者医療費助成金から6571万円をだまし取るなど、不正に受け取った額は合わせておよそ1億8000万円にのぼるということです。市は、小原元副主幹を7日付で刑事告訴し、懲戒免職処分としています。だまし取った現金について、競馬や宝くじの購入、車のローンの返済にあてていたなどと話しているということです。市によりますと、すでに9112万円を回収していて、残りについても返済を求めていくということです。

(出典 日テレNEWS)
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