人気の検索＞兵庫県立高校の事務長が実習で生徒が手がけた農畜産物の販売収入を横領

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2022年12月20日
兵庫県教育委員会は２０日、勤務先だった丹波地区の県立高校で、農業実習で得られた収入２９２万８４５６円を横領した男性事務長＝２０２２年４月に死亡、当時（５８）＝の管理監督が不十分だったとして、当時の校長（５８）を減給１０分の１（１カ月）とするなど、４件の処分を発表した。県教委によると、事務長は２０～２１年度、実習で生徒が手がけて販売した農畜産物の収入事務を担当。２２年４月に別の県立高校に転勤したが、引き継ぎの際、後任の事務長から収入の未納を指摘された。月末に連絡なく欠勤したため、勤務先の校長が警察官と自宅を訪問すると、自殺していたという。その後の内部調査で横領が発覚した。死亡した事務長を懲戒免職相当とし、退職金は支払わない方針。また、部活動の指導中に「近づかんといてくれ、殴ってしまいそうや」などと不適切な言動を繰り返したとして、播磨東地区にある県立高校の男性教諭（３５）を減給１０分の１（３カ月）に。児童の頬をたたいた阪神地区の県立特別支援学校の女性教諭（５６）を減給１０分の１（１カ月）、生徒に膝蹴りした播磨西地区の県立高校の男性教諭（５１）を戒告にした。