人気の検索＞約2年間に渡り通勤手当を不正に受け取っていたとして県立病院の男性職員を懲戒処分

【トレンドニュース】

2022年12月27日
千葉県は12月26日、約2年間に渡り、通勤手当を不正に受け取っていたとして、県立病院の男性職員を減給の懲戒処分にしました。26日付けで減給3か月の懲戒処分となったのは、県立病院に勤務する51歳の診療放射線技師の男性職員です。県病院局によりますと、男性職員は、2022年7月までの約2年間、通勤手当に申請したバスと電車を利用しないで、自家用車で通勤しましたが、通勤手段の変更手続きをせず、定期代を受け取り続けていました。不正に受け取った差額は40万円程に上っていて、男性職員は12月20日、全額返還したということです。不正受給は、県への内部通報で発覚したもので、県の調査に対し、男性職員は、「新型コロナの影響で人混みを避けたかった。コロナの収束後に通勤手段を元に戻せば良いと思った」などと話しているということです。県病院局は通勤経路の申告が正しいかなど、確認体制を徹底し、再発防止に努めたいとしています。