人気の検索＞高知市消防局の幹部職員が局内の部活動の費用を着服していた

【トレンドニュース】

2023年03月10日
高知市消防局の幹部職員が、局内の部活動の費用を着服していたことが分かった。関係者によると、着服の金額は約１０００万円にのぼると見られている。着服をおこなっていたのは、高知市消防局・中央消防署西出張所の５０代の男性所長だ。高知市消防局によると、所長は、消防局内のサッカー部の会計を担当していた２０１４年４月以降、活動費を着服し、私的に使っていたという。男性所長は、活動費を現金で管理していて、今年度、部内で会計の引継ぎをおこなった際、収支の確認ができない状態で、金額の不足や不自然なお金の出し入れがあったという。今年２月上旬に、サッカー部の代表から高知市消防局の本山和平消防局長に「所長本人が活動費の私的な流用を認めた」との報告があり、男性所長は、２月１１日から自宅待機となっている。本山消防局長は、「着服があったことは事実だが、調査中の段階で、具体的な金額は答えることができない」とコメントしている。一方で、複数の関係者が、高知放送の取材に対して、「所長は長い期間にわたり、着服をしていた」と話していて、着服した金額は約１０００万円にのぼると見られている。高知市消防局では今後、市の総務部と協議して、男性所長の処分を決めるとしている。