人気の検索＞生徒の顔にボールを投げるなどの体罰を加えたとして県立高校の女性教諭を懲戒処分

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2023年03月30日
香川県教育委員会は、生徒の顔にボールを投げるなどの体罰を加えたとして、県立高校の女性教諭を30日付けで「停職1カ月」の懲戒処分にしました。停職1カ月の懲戒処分を受けたのは、高松市の県立高校に勤務する36歳の女性教諭です。県教委によると、2021年6月から1年にわたり、女性教諭が顧問を務めていた運動部の活動中に、女子生徒の顔にボールを投げたり、足を蹴ったりしたほか、空のペットボトルで頭をたたくなどの体罰を複数回していました。また、「あほ」「ぼけ」など、不適切な発言をしたということです。2022年7月、生徒からの申し出により発覚し、女性教諭は「いけないと分かっていながら感情を抑えられなかった」と話しています。この女性教諭は、校長の承認を得ずに3回にわたって、教諭が運転するレンタカーに生徒十数人を乗せ、県外への遠征をしていた事も分かりました。このうち1回は、新型コロナ感染対策として、県教委が宿泊を伴う部活動を認めていなかった時期でもあり、生徒には遠征について口外しないよう指導していたということです。また、香川県教委の事務局の出先機関に勤務する65歳の非常勤の女性職員が交通事故を起こし「戒告」処分を受けました。女性職員は2022年11月、高松市の国道交差点で車を運転中、赤信号を見落とし、男性が運転する車と衝突し、男性の首にけがをさせました。