人気の検索＞扶養手当などを不正に受け取ったとして香川県内の税務署に勤務する職員を懲戒処分

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2023年04月07日
扶養手当などを不正に受け取ったとして香川県内の税務署に勤務する50代の男性職員が4月7日付で停職1カ月の懲戒処分を受けました。高松国税局によりますと男性職員は2009年3月から2022年12月までの間、両親を扶養している実態がないにもかかわらず扶養手当など約268万円を不正に受け取っていました。また、扶養控除と医療費控除を適用させて所得税と復興特別所得税約185万円を過少に確定申告していたことも分かりました。男性職員は別居している親の預金口座に生活費名目で金を送り扶養家族の要件を満たしているとして不適切な届け出をしていたということです。不正に受け取っていた金は私的に利用していました。男性職員は4月7日付で辞職していて不正に受け取った金については全額返納しているということです。高松国税局は「税務行政に携わる公務員としてあるまじき行為」「職員の非行の未然防止についてより一層の徹底を図る」とコメントしています。