人気の検索＞商業施設で置き忘れられた財布を着服したとして富山県警本部の警察官を書類送検

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2023年04月27日
商業施設で置き忘れられた財布を着服したとして、富山県警本部の警察官が27日書類送検されました。書類送検されたのは、県警本部の公安課に勤務していた警察官です。この警察官は今年2月下旬、帰宅途中に立ち寄った富山市内の商業施設内で置き忘れてあった現金およそ2万円が入った財布を発見し、そのまま着服した疑いが持たれています。財布を置き忘れた持ち主は警察に盗難の被害届を出していて、警察が捜査をしたところ、この警察官が着服していたことが分かったということです。調べに対し警察官は、「小遣いの足しにしたいと思って盗んだ」と着服を認めていて、警察は27日占有離脱物横領の容疑で書類送検しました。また、県警はこの警察官を減給6カ月の懲戒処分とし、警察官は「職場に迷惑を掛けた」などとして、27日付けで依願退職しました。この事件を受け県警本部は27日緊急の会議を開き、全職員に対して綱紀粛正の徹底を指示しました。また、石田康久首席監察官は「被害者と県民に深くお詫び申し上げます。職員への指導を徹底し、信頼回復に努めます」とコメントしています。