人気の検索＞長崎市の爆心地公園で千羽鶴にライターで火をつけたとして23歳の県職員の男が現行犯逮捕

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2023年06月13日
１３日午前、長崎市の爆心地公園で千羽鶴にライターで火をつけたとして、２３歳の県職員の男が現行犯逮捕されました。１３日午前６時２０分頃、長崎市松山町の爆心地公園で近くを歩いていた人から「千羽鶴が燃えている」と消防に通報がありました。火は原爆落下中心地碑のそばに供えられていた千羽鶴と花を焼いておよそ１０分後に消し止められました。駆け付けた警察が現場近くにいた長崎市に住む２３歳の県土木部職員の男に話を聞いたところ、火をつけたことを認めたため、器物損壊の疑いで現行犯逮捕しました。爆心地公園は一時、規制線が張られましたが、正午過ぎに解除されたあと観光客や市民らが訪れていました。県によりますと、職員の男は体調を崩して先月から病気休暇中で、事件を受けて、大石知事は「平和に対する思いを踏みにじるもので、経過等を確認し厳正に対処する」とコメントしました。去年４月には平和公園内にある原爆無縁死没者追悼祈念堂で、焼香台で肉を焼くなどする事件が発生。管理する市は常備していたローソクやライターを撤去するなど対策を行っていました。市は、今回の事件を受けて職員による公園内の巡回を当面、増やす方針です。