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人気の検索>宮城県の教職員5人を懲戒処分 わいせつ・セクハラ・窃盗
【トレンドニュース】
2023年07月14日
教育現場の信頼を揺るがしかねない事態です。県教育委員会は、セクシャルハラスメントを行った男性教諭や窃盗の罪で罰金の略式命令を受けた女性教諭など教職員合わせて5人を、14日付けで免職や停職などの懲戒処分としました。このうち、懲戒免職の処分を受けた県立高校に勤める40歳の男性教諭は、去年10月から12月上旬までに、勤務する高校の女子生徒に対し、校内で体を抱きしめる行為を複数回行ったということです。また、今年3月には2回にわたり校外でこの女子生徒にキスをし、県教委の聞き取りに対し「相談対応をする中で行き過ぎてしまった」と話しているということです。同じく懲戒免職処分を受けた角田支援学校の53歳の女性教諭は、今年5月12日、角田市内のスーパーマーケットでマスク1箱とメロン1個を盗み、窃盗容疑で現行犯逮捕され、罰金20万円の略式命令を受けました。イチゴの値札をメロンとマスクに貼り付けたということで、「値札を貼り換えたら安く買えると思った」と説明しています。また、県立高校に勤める40歳の男性教諭は、停職6か月の懲戒処分を受けました。2010年から今年2月までの間、自分がこれまで勤めてきた4つ学校の卒業生である女性10人に対し、SNSなどで性行為の勧誘や「デートに行かないか」「胸は何カップか」などの性的な内容のメッセージを複数回にわたって送ったということです。聞き取りに対しては「相手との問答を楽しむことが目的だった。本気で実行するつもりはなかった」と弁解しているということです。このほか、同僚の女性教員にキスをしたなどとして、44歳の男性教諭が停職12か月の処分を受けたほか、不適切な事務処理をしたとして55歳の男性事務職員も戒告処分を受けました。今回の教職員5人の処分を受けて、県教育委員会は、7月18日、臨時に県立学校の校長会議を開いて服務規律の確保について徹底することにしています。
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