Trend News
人気の検索>大町市職員が奨学金の850万円を私的に流用
【トレンドニュース】
2023年08月30日
大町市の教育委員会が管理する奨学会の資金およそ850万円が、職員によって私的に流用されていたことがわかりました。この職員は異動したあとも事務の引き継ぎを拒んでいました。奨学金の資金を私的に流用していたのは、2018年から2022年3月まで市教委の学校教育課長を務めていた50代の男性職員です。大町市によりますと職員は当時、市内の中学校と高校に教育資金を援助する「鳥羽(とば)奨学会」の事務局長も兼ねていて、その預金口座などから5年間にわたっておよそ850万円を引き出し私的に流用していました。市は2022年4月の人事異動以降、職員に事務を引き継ぐよう再三、指示しましたが従わず、奨学会の理事長を務める市長が銀行から預金取引明細書を取り寄せて事情を聞いたところ流用を認めたということです。流用した金は「借金の返済に充てた」などと話しているということで、28日までに全額が市に返済されました。市は、これまで一人で行っていた通帳や印鑑の管理を複数の職員で行い、チェック機能を強化するほか監査役を置くなど厳格に対応していくとしています。
Trend News
こんな記事も読まれています
Trend News
【面白い!驚き!が満載の投稿サイト】