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2023年11月09日
県立高校の事務職員が覚醒剤を使用した疑いで、逮捕されました。五島市富江町に住む県立五島南高校副主幹事務長の田口慎一容疑者（47）は10月下旬ごろから11月4日までの間に国内で覚醒剤若干量を自身の体に摂取し、使用した疑いが持たれています。福岡県に旅行中だった4日、博多区の住吉交番に出頭し、「覚醒剤を使いました」と話したことから、任意で尿検査をしたところ、陽性反応が出たということです。調べに対し、「間違いありません。使いました」と容疑を認めています。使用場所の特定はできておらず、福岡県警が覚せい剤の入手経路などを調べています。田口容疑者は出頭後、いったん五島市の自宅に戻り、8日午後、自宅で福岡県警の警察官に逮捕されました。田口容疑者は、4月に五島南高校に赴任し、学校施設の整備や会計を担当していたということです。田口容疑者は、出頭した4日の午後6時ごろ、西平校長に電話をかけてきて「このようなことになり学校関係者に迷惑をかけてしまい申し訳ありません」と話したということです。県内の教職員が覚醒剤取締法違反で逮捕されるのは初めてです。県教委は「学校教育に対する期待を裏切るものであり、県民の皆様に対し、深くお詫び申し上げます。事実を確認のうえ、厳正に対処してまいります」とコメントしています。