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2023年11月10日
宮崎南警察署の巡査部長が捜査の過程で知った個人情報を知人に話したとして名誉棄損や地方公務員法違反などの疑いで書類送検されました。書類送検されたのは、宮崎南警察署に勤務する20代の男性巡査部長です。巡査部長は、おととし7月、捜査に関わっていた事件関係者の男性の新築住宅の建築予定に関する個人情報を知り、この情報を知人約10人に電話などで話した疑いが持たれています。事件は、今年2月被害男性の関係者からの相談で発覚。巡査部長は「話をした人たちからよく思われたかった」などと話していて、10日、宮崎地検に書類送検されました。県警はこの巡査部長を10日付けで戒告処分としました。県警の山崎猛首席監察官は、「今回の事案を重く受け止め、職員に対する指導を徹底し、再発防止と信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。