人気の検索＞ハブを捕獲した際に支払われる奨励金を不正に受け取っていたとして徳之島保健所のハブ対策専門員を懲戒免職

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2023年12月04日
ハブを捕獲した際に支払われる奨励金を不正に受け取っていたとして、鹿児島県は、徳之島保健所のハブ対策専門員を懲戒免職処分としました。懲戒免職処分を受けたのは、徳之島保健所の男性のハブ対策専門員（３２）です。住民がハブを捕獲して役場に持ち込むと、町と県から１匹につき合わせて３０００円が奨励金として支払われます。専門員は、捕獲されたハブを保健所で保管するために役場から回収する業務にあたっていましたが、回収の途中で抜き取ったハブを「自分が捕獲した」として自身で持ち込んだり、親族や知人に持ち込んでもらったりして、今年６月から１０月の間に、伊仙町からおよそ３０匹分、およそ９万円の奨励金を不正に受け取ったということです。捕獲数が少なかった住民からの持ち込みが増えたのを伊仙町の職員が不審に思って、捕獲されたハブにマーキングをしていたところ、マーキングされたハブが再び持ち込まれたため、発覚したということです。県の調べに対し、専門員は「食費や牛の飼育代などに充てた」として不正に金を受け取ったことを認め、弁済の意思を示しているということです。塩田知事は「極めて遺憾。再発防止に全力をあげて取り組んでまいりたい」とコメントしています。