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2023年12月21日
高知県香南市の職員が職務中に市内の学校でジャガイモなどの野菜を栽培し店に販売していたとして、市は62歳の男性職員を減給3か月の懲戒処分にしました。3か月・減給10分の1の処分となったのは、香南市教育委員会の62歳の会計年度任用職員の男性です。市教委によりますと、男性は2020年11月から3年にわたって香南市の学校の農園用地の一部を営利目的として勝手に使い、職務中に栽培・収穫したサツマイモやジャガイモなどの野菜を量販店に販売して利益を得ていました。男性はすでに、得た利益と職務中に作業をした163時間の給与など合わせて47万円あまりを自主的に返還していて、12月21日付けで退職届を提出し受理されています。香南市の入野博教育長は「社会の期待と信頼を著しく失墜させたことに対し心よりお詫び申し上げます。不祥事根絶に向け、より一層、指導の徹底を図るとともに信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。