人気の検索＞神奈川県警が寒川町に住む40歳の会社員の男性を覚醒剤を所持した疑いで誤って逮捕

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2024年05月24日
神奈川県警はことし2月、寒川町に住む40歳の会社員の男性を覚醒剤を所持した疑いで、誤って逮捕していたと発表しました。神奈川県警によりますと去年11月、平塚警察署で40歳の会社員の男性を覚醒剤を使用した疑いで取り調べていた際に、男性の足元から覚醒剤が入った袋が見つかったということです。男性は採尿検査の結果から覚醒剤の成分が検出され1月に覚醒剤使用の疑いで逮捕されましたが、この警察署内で見つかった袋が男性のものとされたため、翌月に所持の疑いでも再逮捕されました。しかし男性が「自分の持ち物ではない」と容疑を否認し、県警が覚醒剤の袋のDNA鑑定を行ったところ、同じ部屋でおよそ50日前に取り調べを受けた別の34歳の男のものだったことが判明。さらに、その男が取り調べの際に机と壁の間に覚醒剤を隠していたことも分かり、誤って逮捕された男性は2月に釈放されたということです。また、県警はきょう覚醒剤を隠していた男を書類送検しました。男が覚醒剤を隠してから誤って逮捕された男性が取り調べを受けるまでのおよそ50日の間に、この部屋では取り調べが28回行われていました。県警は男性に謝罪していて、今後、取り調べ室の管理や再発防止を徹底するなどとしています。