去年８月、宮崎市内の中学生の男子生徒が自殺し、同級生にたたかれたという内容のメモが見つかったことから、宮崎市教育委員会がいじめがあったかどうかを調査していることがわかりました

【Suicide News】

2017年3月07日
去年８月、宮崎市内の中学生の男子生徒が自殺し、同級生にたたかれたという内容のメモが見つかったことから、宮崎市教育委員会がいじめがあったかどうかを調査していることがわかりました。宮崎市教育委員会によりますと、去年８月、宮崎市内の中学校に通う中学１年生の男子生徒が自殺して亡くなり、同級生の名前やたたかれたという内容が書かれたメモが見つかったということです。このため、宮崎市教育委員会は、教育の専門家や臨床心理士などをメンバーとする第三者委員会の中で、いじめがあったかどうかを調査しているということです。宮崎市教育委員会と学校はこれまでに緊急の保護者会を開いて事情を説明したほか、全校生徒へのアンケート調査や生徒や教員を対象にした聞き取りなども行ったということです。宮崎市内では、このほか、去年７月と１１月、別々の中学校に通う２人の生徒も相次いで自殺し、亡くなったということですが、宮崎市教育委員会によりますと、今のところいじめにつながる情報はないということです。宮崎市教育委員会は、「去年、３件の自殺が相次いだことを重く受け止めている。未然防止と再発防止に努めたい」と話しています。