空き家で県立能登高１年池下未沙さん（１６）が粘着テープで縛られ、頭から血を流して倒れているのを、警察官が見つけた

【Suicide News】

2017年3月12日
１０日午後９時５０分ごろ、石川県能登町宇加塚の空き家で同町の県立能登高１年池下未沙さん（１６）が粘着テープで縛られ、頭から血を流して倒れているのを、警察官が見つけた。既に死亡しており、複数の刺し傷があったことから県警は殺人事件として捜査を始めた。同日夜に車にはねられ１１日に死亡した信州大１年の男子学生（２１）が殺害に関与したとみて調べている。大学生は１０日午後７時４０分ごろ、自動車専用道路ではねられた。運転していた女性は「急に飛び出してきた」と話しており、事故の状況から自殺とみられる。現場の近くには大学生が乗っていたとみられる乗用車があり、車内から血のついた刃物も発見された。池下さんが見つかった民家は大学生の祖父名義で８日ごろから大学生が滞在していたという。ここ数年は誰も住んでおらず、毎週末に親族が草刈りなどに訪れていた。珠洲署によると、池下さんの携帯電話に大学生とやりとりした形跡がなく、２人に面識はなかったとみられる。池下さんが通う高校の教頭によると、池下さんは午後６時に部活を終えて近くのバス停に向かったという。３０分後に母親のＬＩＮＥに「車で迎えに来て」と連絡したが、母親がバス停に着くと池下さんの姿はなく、近くに体操着や携帯電話が散乱していた。