自殺で家族を亡くした遺族の相談に弁護士が応じる電話相談が、１８日から全国一斉に行われています

【Suicide News】

2017年3月18日
自殺で家族を亡くした遺族の相談に弁護士が応じる電話相談が、１８日から全国一斉に行われています。この電話相談は、自殺で家族を亡くした遺族を支援している「自死遺族支援弁護団」が行っていて、電話をかけると東京や大阪など全国の１０人の弁護士の事務所に自動的に転送されます。弁護団によりますと、国内で自殺する人の数は年々減る傾向にありますが、これまでに自殺した人の遺族は全国で３００万人ほどいると推計され、心に傷を負ったまま相続や生命保険など法律上の問題を抱えている人が少なくないということです。１８日は、夫が賃貸住宅で自殺したという女性から、家主から損害賠償を求められるのではないかといった相談が寄せられていました。相談にあたっている弁護団の事務局長の生越照幸弁護士は「深夜も２４時間受け付けているので、１人で悩まずぜひ電話をしてほしい」と話していました。電話相談は１９日の正午まで受け付けていて、電話番号は０５０−３７８６−１９８０です。