自殺ニュース＞東京少年鑑別所に収容されていた少年が、居室で首をつっているのが見つかり、病院に運ばれましたが、２８日死亡しました

【Suicide News】

2017年8月29日
事件を起こしたとして東京少年鑑別所に収容されていた少年が、居室で首をつっているのが見つかり、病院に運ばれましたが、２８日死亡しました。少年は自殺を図ったと見られ、鑑別所は「再発防止に努めたい」としています。東京少年鑑別所によりますと今月２４日午前１１時ごろ、東京・練馬区にある鑑別所の居室に収容されていた少年が、扇風機の電気コードで首をつっているのを巡回していた職員が見つけました。その場で救命処置が行われ、病院に運ばれましたが、意識が戻らないまま、２８日、死亡したということです。少年は居室に１人で収容されていて、首をつっているのが見つかる５分ほど前に職員が巡回したときには異常は見られなかったということです。また、鑑別所の職員に対して、将来に不安を感じていると相談したことはありましたが、自殺の兆候がうかがえるような内容ではなかったとしています。鑑別所は、見つかった時の状況などから、少年が自殺を図ったものと見ています。東京少年鑑別所の後藤信之次長は「事故が起きたことは大変遺憾で、あってはならないことだと考えている。より一層在所者の動静や心情の把握に注意を払い、自殺の防止に努めたい」としています。