自殺ニュース＞北九州市のマンション一室で住人の男が飼い犬に向けて猟銃を発砲した

【Suicide News】

2017年11月08日
北九州市のマンション一室で住人の男が飼い犬に向けて猟銃を発砲した事件で、福岡県警は８日、発砲から約７時間半後に捜査員が部屋に突入し、寝室のベッド上で頭から血を流して死亡している男を見つけたと明らかにした。発砲は間隔を置かずに２発あり、県警は男が犬を射殺した直後に頭を撃って自殺したとみている。県警によると、男は職業不詳の６５歳で、妻と２人暮らしだった。発砲直後に逃げ出した妻は「元自衛官で今は会社員。仕事で悩んでいた」と説明しているという。男が精神的に不安定となり、突発的に猟銃を撃って自殺したとみられる。山口県下関市のクレー射撃場によると、男は約２０年前、射撃教習を受講しに来た。それ以降も趣味としてクレー射撃をしに訪れ、１回計１００発程度撃っていたという。事件は８日午前６時１０分ごろに発生。福岡県警は当初、立てこもり事件とみて約２００人態勢でマンションなどに捜査員を配置、身柄確保の準備を進めていた。固定電話や携帯電話に連絡しても応答がないことなどから、午後１時４０分ごろ部屋に踏み込んだ。