自殺ニュース>JA富士市は自殺した元常務理事による横領の調査結果を発表しました

【Suicide News】

2020年04月28日
JA富士市は自殺した元常務理事による横領の調査結果を発表しました。3億円を超える被害額は常務理事の遺族に請求します。「大変申し訳ございませんでした」。JA富士市の半田佳史代表理事専務は、深々と頭補下げました。JA富士市は元常務理事の60代の男性が、偽造した預金口座を使って1150万円を横領した事実が発覚したことを受け、去年12月に第三者委員会による調査を始めました。その結果、元常務理事は2003年から去年までに17人の顧客から通帳や印鑑を預かり、無断で定期貯金を担保にして借り入れを繰り返し、架空の融資を行いました。融資に必要な本人確認書類も偽造していました。不正融資などは68件で、総額8億2000万円、横領額は3億3800万円に上ります。元常務理事は第三者委員会設置前に自殺していることから、JA富士市は被害額3億3800万円の弁済を遺族に求めるということです。JA富士市　池田康弘常務理事：「私共も、どういった動機だったのか、（横領した金を）どういう使われ方をしたのか、というのは不明ということで、本人が存命なら、そのへんを伺いたかった」今後、刑事告発も検討し、再発防止に努めるとしています。