自殺ニュース>国立成育医療研究センターのデータによると2年間で92人の女性が産後1年以内に自殺をしています

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自殺ニュース>産後に自殺した女性が2年間で92人


【Suicide News】

産後に自殺した女性が2年間で92人

2021年07月29日
国立成育医療研究センターが2018年に発表したデータによると、2年間で92人もの女性が産後1年以内に自殺をしています。その背景には「産後うつ」に悩む女性たちの苦しみがあるとされています。第一子を出産後に「産後うつ」を発症した経験を赤裸々にブログで綴っていたミィさんもそんなひとり。幸いにも自殺にまでは至りませんでしたが、出産後1カ月を過ぎた頃から不眠に悩み、じわじわとうつの症状が出はじめ、「苦しみから逃れたい」「生きていたくない」と自殺の予行演習を繰り返していたそうです。苦しい状況の中でも「母親なんだから」「周りのお母さんはきちんと子育てしている」と自分に言い聞かせながら育児を続けていましたが、不眠や聴覚過敏になるなど症状は悪化するばかり。「死にたい」から「死ぬしかない」へと気持ちが大きく傾いたとき、ミィさんは「死にたい!」と家族に訴えました。そこでようやく家族は深刻な状況であることを理解し、専門医のところに駆け込んだのです。ミィさんは緊急受診を経て即入院。「産後うつ」に対する適切な治療を受けたことで命を落とさずに済みました。
「産後うつ」になりやすいのは、どんな人?
ミィさんはなぜ「産後うつ」を発症してしまったのか? 様々な要因が考えられますが、その最大の原因は、女性ホルモンの急激な変化にあると女性のうつ病の専門医である「あいクリニック神田」の西松能子先生は話します。「胎児を育む働きをもつエストロゲン(女性ホルモン)は、妊娠から出産にかけて分泌量が増えますが、出産を境に激減します。しかし脳や体がその変化に対応できないと、自律神経がバランスを崩し、それが原因で不安や孤独を感じやすくなったり、イライラしたりするなど心が不安定になります。また、産後は母親なのだからと自分を追い込んだり、周囲からの自分を犠牲にしてでも子どもに尽くすべきというプレッシャーを受けやすく、うつの症状が出ても気づきにくく、悪化させてしまう人が多いのです」では、どんな人が産後うつになりやすいのでしょうか?「〇〇だから産後うつになりやすい、という性格や傾向はありませんが、うつ病になる人の多くは、几帳面で一生懸命な傾向があります。だからといって、必ず産後うつを発症するわけではありません」
「もう限界」と思ったら、自分を甘やかしてもいい
産後の心や体に異変を感じたら、まずは自分の体調を回復させることが第一です。「もう限界」となるまで自分を追い込む前に、疲れやイライラを感じたら、心と体を休めましょう。お母さんにも休息は必要です。「母親なのに自分を優先させるなんて……」といった思い込みは捨てて、ゆっくり休んでリフレッシュしてください。そのためにも、妊娠中から頼れるサポーターを探しておくことが大切です。疲れやイライラ、落ち込みには「心地いいと感じること」をするのが効果的です。説明のつかない不安や焦燥感があるときは、ウォーキングやジョギングなど、一定のリズムで体の筋肉を動かす有酸素運動をすると、脳の神経伝達物質のひとつである「セロトニン」が活性化し、ポジティブな気持ちが湧いてきます。それでも苦しいときには、ひとりで悩まずに専門医に相談を。「産後うつ」は、うつ病です。他の病気と同じように、早期発見・早期治療をすることが大切です。

(出典 mi-mollet)
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