自殺ニュース>２６日、宮崎県高千穂町の民家で親族の男性３人が倒れているのが見つかりました

【Suicide News】

2021年10月27日
２６日、宮崎県高千穂町の民家で、親族の男性３人が倒れているのが見つかり、その後、いずれも死亡しました。警察は、このうちの１人が、他の２人を刺した後、自殺を図ったものとみて捜査しています。２６日午後８時半過ぎ、高千穂町の民家で、男性３人が血だらけで倒れているのを、通報を受け駆け付けた警察官が発見。その後、３人は、いずれも死亡が確認されました。死亡したのは、この家に住む甲斐邦雄さん６７歳と、その父親の義人さん９１歳、それに、甲斐さんの義理の息子で、４５歳の男性です。警察では、何らかのトラブルがあり、義理の息子が、甲斐さんとその父親を刃物で刺した後、自殺を図ったものとみて殺人容疑で捜査を進めています。
2021年10月28日
宮崎県高千穂町の民家で男性３人が死亡した事件で、死亡した６７歳の男性の長女が夫の家庭内暴力から逃れるため鹿児島から宮崎県内に避難し、事件の前日にはアパートを転居していることが分かりました。この事件は２６日夜、宮崎県高千穂町の甲斐邦雄さん（６７）の自宅で、邦雄さんと父親の義人さん（９１）、それに、邦雄さんの長女の夫で鹿児島県志布志市に住む須磨俊さん（４５）が血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡したものです。警察は、長女の夫が邦雄さんと義人さんを刺した後、自殺を図ったものとみています。宮崎県警は２７日夜、長女から夫の暴力について相談を受けていた経緯を明らかにしました。それによりますと、最初の相談は去年の２月、鹿児島県警に対してで、その後、長女は宮崎県内に転居。「夫が押しかけてきたら対応してほしい」などと宮崎県警に相談していました。こうしたなか、長女は「部屋がばれたから転居するように」という宮崎県警からの指導を受け、事件前日の１０月２５日、県内の別のアパートに転居していました。県警は、長女の転居を知った夫が高千穂町の実家に向かった可能性があるとみて、夫の足取りを確認するなど捜査を進めています。