読書について
読書量が多いので、経済的な問題で古書を漁っています(笑)
ジャンルは推理小説、ホーラー、ファンタジーが好きです。
基本的にノンフィクションは読まないです。
好きな作家は、恩田陸、真保裕一、ダン.ブラウン、辻村深月、奈須きのこ、西尾維新、パトリシア.コーンウェル、本多孝好、松岡圭祐、三津田信三、宮部みゆき、森博嗣、三上延などです。
好きなシリーズ物は、パトリシア.コーンウェルの検視官シリーズ、松岡圭祐の千里眼シリーズ、森博嗣のS&Mシリーズ、Vシリーズ、四季シリーズ、Gシリーズなどです。
私はアニメでも同じですが、登場人物のキャラにハマるタイプなのでハードボイルド一筋や知性派一筋のキャラは苦手です。 人物描写が少なかったり、情景描写が下手な作家の作品は途中で読むのを止めてしまいます (-_-メ)
このページでは、今までに読んだ面白い本や怖かった本のあらすじや感想を掲載していきたいと思います。(最近、読んだ本や感想はこちらに掲載しています)
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著作者や書籍名を検索してみる
最近読んだ本です
厭魅の如き憑くもの (著作者 三津田信三)
「さ・・・・・ぎ・・・・・り・・・・・」
後ろから呼ばれた。全身に鳥肌が立って、その場に立ち竦む。間違いなく何もいなかった後ろから、自分の名を呼ぶ声が聞こえた。
「ざっざっざっ、ざっざっざっ・・・・・」
また足音がはじまった。と認めたのも束の間、
「ざざざっ、ざざざっ、ざざざっ・・・・・」すぐに早足となり、見る見る私へと近づいて来た。追ってくる物凄い気配が、背中一面に感じられる。最早それを幻聴として片付けることなど無理だった。 という感じで怖〜い小説です(笑) この作品は三津田信三の「刀城言耶」シリーズ第1長編です。主人公の刀城言耶は怪奇幻想作家で怪奇譚蒐集の為に恐ろしい場所を訪ね歩いているのですが、訪ねた先々で殺人事件が起こります。今回の舞台は神々櫛(かがぐし)村です。この村には谺呀治(かがち)家と神櫛(かみぐし)家、2つの旧家があって谺呀治家には憑き物落としを行う巫女がいるのですが、次の巫女になる紗霧を中心に事件が起こっていきます。とにかくホラー色の多い小説なので苦手な方は読まない方がいいです。最後はお決まりの主人公による謎解きが始まりますが、なかなか真実に辿り着かない刀城言耶の迷走ぶりに笑いがこみ上げてきます。
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