A君の死因は陸で見つかったのに窒息死 そして、A君が倒れたお墓は4年前に池で溺れ死んだ女の子のお墓で、その靴を釣り上げた日が命日だったそうです

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呪われた森>川から釣り上げた赤い靴


川から釣り上げた赤い靴

これは、私が小学校2年の時に静岡県の親戚の家に行った時の話です。

親戚の家に行くと私は近くに住んでる子たちと川や池で魚釣り、林や山で虫とりをしながら遊んでました。そんな風に親戚の家に帰ると過ごしていました。

私は小学校2年の夏休みも親戚の家に行きました。そして、近くの池に行きました。親戚から川が深いので近づくなとは言われてましたが、好奇心もあり近所の子、私を含めて4人で行ってしまいました。そこで魚釣りやザリガニ釣りをしました。その中、ある一人の子A君が小さな赤い靴を釣り上げました。川が多少濁っており空き缶などのゴミも釣れる事もあり不思議には思いませんでした。そして周りを見渡すと女の子のおもちゃとジュースの缶少し枯れた花束が供えられてるのを見てこの靴と関係あるんちゃうの?とB君が言いましたが、そんなつじつまが合うとは思わずその靴を花束の近くに置いて帰りました。するとその池の近くの公園で片足の靴がない女の子がブランコを漕いでるのを見ました。あからさまに俯いており少し嫌な予感がしました。他の3人も見ておりA君以外の3人は俯いていたのですが、A君は笑っておりさらに一緒に遊ぼうと言われたのになんで無視するの?と聞いてきました。私らは嫌な予感がしたため、もうじき夕飯の時間だからとか弟の子守をしなきゃ行けないとか言い訳をして帰ってしまいました。

私が帰ると家の中が夕方とはいえ日が差して明るいのに、何故か暗く感じ怖くなり家の中にあるTVを全部付けてなるべく家が怖くないようにしました。私が居間でTVを見てると家の扉がガラガラ開くと音がしました。しかし誰も居ませんでした。家の中を隈なく探したのに誰も居なくておかしいな一緒に来てた従兄弟のイタズラかと思ったらまた、家の扉がガラガラと開く音がして私が2階から下に降りると従兄弟と私の両親と親戚のおばさん祖父母が居ました。やっぱり従兄弟のイタズラだと思い安心するとさっきまで暗くてシーンとしてた家が急に明るくなり音も聞こえなかった家がカラスの音・セミの音・外の車の走る音がして急に日常に戻った気がしました。私が夕飯の時に池に行ったことを言うと親戚が急に顔色を悪くし眉間にしわを寄せて執拗に質問しました。何にもなかった?と言う。池で靴を拾って、帰りに片足の靴を履いてない女の子が居て、A君が一緒に遊ぼうと誘われて公園に残ったよと言うと、親戚が血相を変えてちょっと待ちなさいと言い、近所の神社からお守りとお札を持ってきて、今日はこれを部屋の中に貼って、御守りを持って寝なさいと言われました。そして親戚のおばさんはA君の家に向かいました。

私は、夜は疲れもあり自然に寝付けました。しかし深夜に目が覚めると扉がガラガラと開く音が聞こえました。私はA君の家に行った親戚のおばさんが帰って来たと思いました。しかし、冷静に考えるとおばさんは私がお風呂に入ってる時に帰って来てたし、父か母が近所のコンビニにタバコでも買いに行って帰って来たのかな?と思いました。その時にまた部屋の空気が変わりました。さっきまで少し暑かった部屋が寒くなり外で鳴いてた虫の声も目の前を時々走る車の音も聞こえず部屋の空気が変わった気がしました。そして私は金縛りに襲われました。そして部屋のドアが開くとそのフワッとした寒気が克明になり寒いという感覚に変わりました。まるで小学校の水のシャワーを浴びてるように、すると息苦しくなりました。そして呼吸が出来るのと苦しくなるのとの繰り返しがだんだん早くなり身体中が鉛のように重くなり、溺れてる感覚と小学校の着衣水泳で経験した服に水を身にまとってる感覚、そして泥臭い匂いが鼻を襲いました。正直死んだと思った瞬間に父に起こされました。すると部屋の窓が開いて生温い風が部屋に入ってきて、また外に虫の音が響き渡りました。すると足が泥だらけで、その泥は手形の形がしていました。

そのまま私は親戚のおばさんと神社に行くとBとCも居ました。BとCも私と全く同じ体験をしたそうです。私とBとCはお祓いを受け、私は次の日に帰省しました。BとCもすぐに引っ越したそうです。

その日に近所の人たちでA君の捜索が行われたそうです。そして近くのお墓で倒れてるのが見つかりました。A君の死因は陸で見つかったのに窒息死。そして、A君が倒れたお墓は4年前に池で溺れ死んだ女の子のお墓で、その靴を釣り上げた日が命日だったそうです。また池に供えてた花束の近くに置いておいたはずの靴は無くなっており、A君が見つかったお墓にも少女に出会ったブランコにも靴を釣り上げたA君、B君とC君、当然私の親戚の家のどこにも無かったのです。

私とBとCは中学の時に再開してその時の話をした時に、A君だけに微笑んだやろ靴を釣り上げたのもA君だし見つけたA君を連れて行ってしまったのだろという結論になりました。その後は私とBとCはその場所に近寄ってないですが、そこに今でも帰省してる従兄弟によるとそこの池はマンションになっており、ちょうど池のあった位置がゴミ置場になっており、そこのゴミ置場で時々靴が捨てられており、その靴を見つけた人が死んでしまってるという怪談が噂として広がってるそうです。あくまでも噂ですし私も近寄る気も無く、行く気にもなりませんので確かめる術もありません。

(出典参考 NAVER まとめ)
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